6/21(金)「問題解決力向上セミナー」を開催しました。


6/21(金)に、則尾 新一アドバイザー(元豊前東芝エレクトロニクス株式会社/現自動車メーカー)をお招きして、「問題解決力向上セミナー」を開催し、会員企業3社9名にご参加をいただきました。

<内容>
1.セミナーの目的
・プロセスを明確化する:自分たちの業務がどのように行われているかを見る力をつける
・現場と現物を常に見る:問題解決には現地現物確認が重要であることを頭に焼き付ける
・事実データで問題解決に取り組む:問題解決の手順に事実データを活用する事で、効果的になる

2.セミナーの内容
・紙飛行機を作る:どんな機体にすると良く飛び、安定するか?

・紙飛行機を飛ばす:どんな飛ばし方をすると良く飛び、安定するか?

・飛行距離を測定する:なぜこの値になったのか?(データと現地現物を紐付ける)

・データを分析する:飛行距離を層別(分析)し、違いはどこにあるか?

3.セミナーを終えて
今回の「問題解決力向上セミナー」については、則尾先生より、紙飛行機を使って演習を行い、紙飛行機を製作し、飛ばして、測定し、分析により「違い」を明らかにして改善するという案をいただき、最初に思ったのが、飛ばす人により「かなりバラつくのではないか?」でした。
しかし、実際に演習を行うと、飛ばし方の上手な受講生がいて、かなり安定した(再現性が高い)良い結果を目の当たりにしました。逆に、不安定な受講生もいて、製造工程でも人によって生じているバラツキ、カンコツの凄さ、トレーニングの重要性等も演習題材として受講生の目にもはっきりと映ったようでした。
セミナー時間が6時間程と限られた中でしたので、まずは仕事で直面する問題にどのように取り組むのか、アプローチの一端を感じていただけたのではないかと思います。
また、今回演習で取得したデータを分析する際に、エクセルを使い、データ分析の行い方も演習いただいたのですが、「エクセルのピボットグラフや分析ツールの使い方なども参考になり、今後使ってゆきたいと」の声もあり、事実データで会話する意識の向上にもつながったようです。

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大分県立工科短期大学校 
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