2/21(金)「IE手法を学ぶ/作業管理技術の考え方・進め方」を開催しました。
2月21日(金)、椎屋幸雄アドバイザー(椎屋現場経営コンサルティング)をお招きし、「IE手法を学ぶ/作業管理技術の考え方・進め方」セミナーを開催しました。会員企業8社、16名の皆様にご参加いただきました。
製造業においては、品質、コスト、納期が安定したモノづくりが求められます。受講された皆様は会社内での役割に応じて日々「仕事」をされていることと思います。その「仕事」の仕方が収益力、競争力を生むため、QC企業会では会員企業の皆様が「仕方」を創る力をつけていただくためにセミナーを実施しています。
今回は椎屋先生に、生産現場の工程・作業・動作を分析し、生産管理を最適化するIE手法についてご講義いただきました。IE(Industrial Engineering)には様々な手法がありますが、1日の限られた時間の中で以下の手法に焦点を当てました:
・工程分析(モノと情報の流れ分析)
・要素作業分析(要素作業単位の動作を分析)
・稼働分析M/Cチャート(人と機械の分析と組み合わせ)
参加者の皆様は、ある作業現場の様子を撮影したビデオを視聴し、グループ演習を交えながらこれらの手法を体得しました。会社に戻った際、ストップウォッチを片手に作業分析を行う自分を想像できたのではないでしょうか。
約7年前のQC企業会のセミナーでは、IE手法について2日間にわたって実施していましたが、今回は1日で開催したため、内容が詰め込みすぎとなり、受講生から時間が足りないとの声もありました。時間配分などについては、講師と相談して改善してゆきたいと思います。
今回のセミナーに参加された皆様は、「現場の仕事」を定量的に測定・分析し、改善点を見つけ対策を講じる方法について学びました。また、アンケートではIE手法をもっと学びたいとの声もいただいておりますので、次年度に向けてさらに企画を検討していきたいと思います。
受講生の皆さん、お疲れ様でした。
以上
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