10/9(水)「なぜなぜ分析セミナー」を開催しました。
10/9(水)、田子 清貴アドバイザー(元社団法人日本規格協会専任講師)をお招きし、「なぜなぜ分析セミナー」を開催しました。今回のセミナーには、会員企業6社、21名の方がご参加くださいました。
おなじみの「なぜなぜ分析セミナー」ですが、今回は前半で座学にて「なぜなぜ」の基本を、田子先生のポイントを押さえたわかりやすい解説で学び、後半には架空の事例を基にグループに分かれて皆さんで「なぜなぜ分析」の演習を行いました。その後、各グループに発表・質疑を行ってもらいました。
グループ分けは異なる会社の方々が混ざり、リーダー、発表者、質問者を話し合い(またはじゃんけん?)で決め、皆さんの前で分析結果や対策について討議、準備、発表、質疑を行いました。参加者の皆さん、お疲れ様でした。
また、架空の事例の中には難題もあり、分析に手こずったグループもあったようです。限られた情報しか与えられていない中で想像力を発揮し、行間を補う力を養う機会となったのではないでしょうか。実際の業務で問題が発生した際に、不足しているデータに気づくことが、より効果的な対策を導くことにつながると思います。製造部門でのシステム化が進んでいるとはいえ、人が関与しない製造ラインはSFの世界。ぜひ、基礎力の強化を怠らず業務に臨んでいただきたいと思います。
QC企業会でのセミナーは、手法の知識を提供することが中心ですが、今回は田子先生に演習を組み込んだ構成でお願いしました。70ページを超える資料の準備、セミナーの講師を務めてくださった田子先生、ありがとうございました。
田子先生の「なぜなぜ分析セミナー」は、平成30年より数えて今年で7年目、受講者総数は117名に上ります。受講者全員が「職場の仲間にも受講してほしい」とのアンケート回答をいただいています。田子先生には、また次の機会にセミナーをお願いしたいと思いますので、どうぞ健康に留意ください。
以上
コメント
コメントを投稿